現在、ハリアーの購入を検討しているが車幅はどんなものなのか?
大きすぎて運転がしにくいのではないかと気になる方も多いかと思います。
ハリアーはミドルサイズクラスのSUVとなるため、小回りが利く大きさとは言えません。
しかし、SUVならではの視界の良さや運転支援システムを搭載しているため、運転に慣れるまで時間のかかるモデルではないと言えるでしょう。
そこでハリアーの車幅について、旧型モデルとの比較などを交えてまとめました。
ハリアーの車体の大きさ
- 大きすぎず小さすぎず、日本国内にはちょうど良いサイズ感
- CX-5と比較するとハリアーの方が全長が180mm大きく、横幅が5mm小さい
シティ派SUVとして人気のハリアーには、ガソリン車とハイブリッド車の2モデルが販売されています。
一見するとハリアーは大きく感じますが、実際にはどのくらいの大きさなのか見ていきましょう。
ハリアー | CX-5 | |
---|---|---|
全長(mm) | 4,725 | 4,545 |
全幅(mm) | 1,835 | 1,840 |
全高(mm) | 1,690 | 1,690 |
ホイール ベース(mm) | 2,660 | 2,700 |
ハリアーの車体寸法は全長4,725mm×全幅1,835mm×全高1,690mmで、ホイールベースの長さは2,660mmとなり最小回転半径は5.6mとなります。
ライバルであるCX-5を例に比べると全長が180mmほどハリアーの方が長く、逆に横幅は5mmほど小さくなっています。
サイズ的にはミドルサイズSUVとなり、大きすぎず小さすぎないちょうど良いサイズ感です。
先代30系ハリアーとの大きさを比較
- 30系ハリアーと比較すると全長・全幅は現行型の方が10mmほど小さい
現行が60系ハリアーと呼ばれているのに対し、先代のモデルは30系ハリアーと呼ばれています。
30系ハリアーの大きさはどのくらいなのかまずは車体寸法について見ていき、現行の60系ハリアーとの大きさを比較していきましょう。
現行ハリアー | 先代ハリアー | |
---|---|---|
全長(mm) | 4,725 | 4,735 |
全幅(mm) | 1,835 | 1,845 |
全高(mm) | 1,690 | 1,680 |
ホイール ベース(mm) | 2,660 | 2,715 |
最小回転 半径(m) | 5.6 | 5.7 |
30系ハリアーの大きさは全長4,735mm×全幅1,845mm×全高1,680mmの大きさとなります。
現行型と比較すると全長と全幅、どちらも10mmほど30系ハリアーの方が大きく、全高は逆に10mm低くなっています。
ちなみに、30系ハリアーのホイールベースは2,715mmとなっており最小回転半径は5.7m。
現行型と比べると30系ハリアーの方が若干小回りは苦手ですが、長いホイールベースのおかげで直進安定性は抜群です。
初代10系ハリアーとの大きさを比較
- 10系ハリアーと大きさを比較すると現行型の方が全体的に大きい
初代10系ハリアーは6代目カムリのプラットフォームをベースに作られたモデルで、ハリアーとしてデビューしたモデルでもあります。
現行ハリアー | 初代ハリアー | |
---|---|---|
全長(mm) | 4,725 | 4,575 |
全幅(mm) | 1,835 | 1,815 |
全高(mm) | 1,690 | 1,665 |
ホイール ベース(mm) | 2,660 | 2,615 |
最小回転 半径(m) | 5.6 | 5.7 |
10系ハリアーの大きさは全長4,575mm×全幅1,815mm×全高1,665mmとなり、現行の60系はもちろんのこと、30系ハリアーと比較しても一回り小さいです。
10系ハリアーのホイールベースは2,615mmで最小回転半径は5.7mと、SUVらしく小回りは苦手ではありますが、大きさそのものはベースがセダンであるため思ったよりも大きくないのが特徴です。
ハリアーの運転支援システム
現行型ハリアーの大きさはSUVとしてはそこまで大きくはないものの、コンパクトカーなどと比べると当然ながら大きく感じます。
今まで小さい車に乗ってきた方にとっては初めのうちはサイズ感に戸惑うことでしょう。
実際、私も現在はハリアーと似たようなタイプの車に乗っていますがこれまで乗ってきた車は小さいものが多く、その感覚の違いから最初のうちは狭い道でガードレールに当たったりしないように気を遣いながら運転をしていました。
しかし、現在の車にはドライバーをサポートする機能が多く搭載されており、ハリアーも例外ではありません。
代表的なものを挙げるとするなら、レーンディパーチャーアラートという機能があります。
これは単眼カメラで白線を認識し、ウインカーを作動させずに車線からはみ出してしまいそうな状況でステアリングを制御したり、ブザーを鳴らしてドライバーに注意を促すというもの。
これによって、乗り換えたばかりの方や初心者の方なども運転しやすいようになっています。
立体駐車場には停められる?
- 充分に停めることは可能
現行型のハリアーの購入を検討している方にとって、街中での扱いやすさも外せない要素の1つでしょう。
特に都心部に住んでいる方にとっては立体駐車場などの狭い場所での取り回しも気になるかと思いますが、現行型ハリアーは立体駐車場に停めることはできるのでしょうか。
立体駐車場はほとんどの場合では全幅が1,850mm以上となっています。
ハリアーの全幅は1,835mmですので、充分に停めることは可能です。
※地域によってはSUV自体の入庫を不可にしている立体駐車場もあるので注意が必要。
それでも、駐車場が満車に近い状況では他車に神経を使い停めづらくなりますので、バックモニターを付けることをおすすめいたします。
まとめ
- 個人差はあるが日本国内では取り回しの良い車幅感
- バックモニターを付けることを推奨
ハリアーは見た目は大きく見えますが、実際にはそこまで大きくはなくSUVとしてはミドルサイズクラスとなります。
街中では思ったよりも軽快に走ることが可能であり、立体駐車場に停めることも充分に可能であり扱いやすい車であることは確かです。
しかしながら、立体駐車場の大きさによっては停められないこともありますので、購入を検討している方は事前に駐車場の大きさを調べておく必要があるでしょう。
一方で安全運転支援システムも多数搭載されていますので、SUVを運転するのが初めてだという方でもすぐに慣れることが可能です。
また、バックモニターを付けることで駐車がより楽になりますので、購入時はぜひバックモニターを付けることをおすすめいたします。