ハリアーにサンルーフが必要なのかどうかについて触れる前に、まずはサンルーフそのものについてご紹介いたしましょう。
サンルーフって何だろうと思っている方もいるかと思いますが、サンルーフとは車のルーフ(屋根)に装着されている窓です。
使用されている材質としてはガラス、または透明色の合成樹脂が使われていることが多く、その素材にスモーク加工を施すことで眩しい日差しを遮ってくれる効果があります。
ちなみにサンルーフは、米国の高級車市場では本革シートと同様に必須級の装備品にもなっています。
日本の場合ですと、セダンやSUVに多く装備されているのが特徴です。
ハリアーのサンルーフ取り付け費用
ここまではサンルーフとはどういうものかについて触れてきましたが、ここからはハリアーにサンルーフを取り付ける際の費用(オプション代)について説明します。
ハリアーにはメーカーオプションとしてチルト&スライド電動ムーンルーフ(サンルーフ)が用意されており、価格は108,000円です。
※メーカーオプションとは、メーカー側の生産過程で組み込まれるオプション
同メーカーのランクル プラドも費用は同額ですが、アルファードやヴェルファイアの場合は、ツインムーンルーフとなるため費用は118,800円と若干高くなります。
サンルーフのオプション代は車種やメーカーによって価格に違いはありますが、おおよそ10万円~15万円前後です。
ハリアーにサンルーフを取り付けるメリット
ここからはハリアーにサンルーフを取り付けるメリットについて触れてみましょう。
メリットとしては、開放感があるということです。
開放感に関してはオープンカーが勝りますが、オープンカーは2ドア2シーターで実用性が低いものがほとんど。
ハリアーはSUVであるため、実用性も兼ねつつ開放感も得ることが可能です。
また、同乗者の方にとって景色が見えるというのは大事な要素の1つであり上を見上げると青空が広がっているというのは、何とも言いがたい感動があります。
次に、売却額に期待ができるということ。
サンルーフはもともと高級車に多く装備されていたアイテムで非常に人気があります。
オプション費こそ決して安くないものの売却する際はそれ以上の値が付くこともありますので、付けておいて損はありません。
ハリアーにサンルーフを取り付けた時のデメリット
サンルーフを取り付けるデメリットについて同じように2点ほど挙げていきましょう。
まず1つ目のデメリットは、サンルーフを取り付けると車重が重くなるという点。
車重が重くなるということは、それだけ燃費にも影響してきます。
しかし、車重が重くなると言ってもその差は10kg程度。
そんなに大きな差ではないでしょう。
次に、サンルーフを動かす際のモーターが故障してしまうと約10万円ほどの修理費が発生してしまう点。
サンルーフを取り付ける位置は天井部分、つまり雨が一番当たるところに取り付けられています。
最近のサンルーフは雨対策は充分にされていますが、万が一モーター部分に水滴が入ってしまうと一切開かなくなります。
修理しようとすると高額な修理費が発生しますのでその点は覚悟しておきましょう。
まとめ
- サンルーフのオプション費は安くないが、売却時に高い評価を受ける傾向にある
- 万が一故障すると相応の修理代がかかる
- 予算に余裕があるのなら付けておきたいオプション
ハリアーのサンルーフについてそもそもサンルーフとは何か、メリットやデメリット、取付費用についてご紹介してきましたが、売却時のことも考えると個人的には取り付けた方が良いでしょう。
サンルーフが装備されている車は評価額が高くなる傾向にありますし、何より特別感があります。
車重が重くなったり修理費が高いといったデメリットはありますが、それ以上に所有感が増しますのでぜひ取り付けることをおすすめします。